本記事はSVシーズン6にて最高レートと順位を更新した構築記事です。拙い文章ではありますが、最後まで読んでくださると嬉しい限りです。
TN: ゲン 最終2006/246位
TN: First Star 最終4桁
【コンセプト】
火力の押し付け
テラスタル択にならない再現性で臨む
【構築経緯】
最終日まで環境についていけずレート1850台で右往左往して、どうすればいいか迷っていた時、使いたいポケモンを軸にしようと考え、真っ先にガブリアスが浮かび上がったので前期の記事を模索し、ヒバリさんの前期にて使用した記事が個人的に好印象だったので参考にして潜りました。ヒバリさんの記事のほうが詳しく、完成度の高い構築なのでぜひ読んでみてください。https://lark-hearts.hatenablog.com/entry/sv_S5_StructureArticle
1.トップメタのカイリュー+サーフゴーに対して動かしやすく、またテツノドクガ、イーユイ、テラスタルをすればハバタクカミ等の特殊相手に対して受け流せる高いサイクルと対面性能を兼ね備えた突撃チョッキドラゴンテールガブリアスを採用し、ここから構築を組み始めた。
2.先発要員、スイーパー、多彩な動きで相手のテラスタルを切らせる圧力が非常に高く、またガブリアスとの攻めの相性が良い気合の襷ハバタクカミを採用。
3.別の攻めの補完として相性が良く、S136によるスイープ性能と高火力を押し付ける拘り眼鏡テツノツツミを採用し、この3匹軸にした。
4.補完として、サイクル選出する際にミミッキュがかなり面倒だったのでフェアリーに耐性がありつつ地面の一貫を消せるテツノツツミと相性のよいクッション性能が高いアーマーガアを採用。
5.ヘイラッシャやキョジオーンに対して軸のポケモン達を削られたくなかったので最低限の火力と崩し技がある別のクッション枠の食べ残し身代わりチオンジェンを採用した。
6.環境にて個人的に一番脅威であったイーユイをテツノツツミとは別のスイープ性能を評価してスカーフで採用し、構築が完成した。
*最終日に構築が完成したが、補完があまり機能していない(ほとんど軸が選出した)ので早く構築を考えるべきでした。
【個体紹介】*補完枠の3匹の努力値調整がバグってるかもしれないのでご了承ください。
1.ガブリアス@突撃チョッキ 特性:鮫肌 性格:意地っ張り テラス:鋼
実数値:191(60)-198(236)-116(4)-x-114(68)-140(140)
調整 ヒバリさんの前期のガブリアスの調整と同じ
本構築の軸、エース&神ポケモン。環境トップのカイリューサーフゴーに対して有利であり、突撃チョッキを持たせることで対面性能とサイクル性能が大幅に上り、あらゆる構築に出せる汎用性も兼ね備えており、使ってて本当に強かった。テラスタルはドラゴンの弱点を半減でき、打ち合い性能が高くガブリアスと相性がいい鋼テラスタル。
技構成は逆鱗でこだわらずに打ち分けれるメインウェポンであるドラゴンクローと地面タイプ最強技の地震、苦手な相手や交換読みで打ち裏で一掃のサポートが出来るドラゴンテール。そしてハバタクカミやパオジアン、セグレイブ等に有効打点、そして怯みの上振れ要素があるアイアンヘッドにした。個人的に対面とサイクルが出来るポケモンが好きで何度も言うが、このガブリアスは本当に強かった。持ち物で打ち分けができないガブリアスがあまりにも苦手だったのでフィットした。3タテを決めた試合も多々あったので読んでる皆さんも機会があればぜひ使ってほしい。
2. ハバタクカミ@気合の襷 特性:古代活性 性格:臆病 テラス:ノーマル
実数値:131(4)-x-75-187(252)-155-205(252)
先発要員+パラドックス環境からテラスタルの圧力が高いポケモン。打ち分け+電磁波で特殊高火力&広範囲で相手を削りつつ、電磁波で構築で重いポケモンにSを下げたり、行動停止が出来、対面突破も可能。テラスタイプのノーマルはミミッキュが重かったので影うちやコノヨザルの憤怒の拳を透かせるのが非常に良かった。
メインウェポンであるシャドーボールとムーンフォースは勿論、毒タイプ、突撃チョッキを持ったテツノカイナに有効のサイコショック、そして対面突破と裏のサポートが出来る電磁波を採用した。
3.テツノツツミ@拘り眼鏡 特性:クォークチャージ 性格:臆病 テラス:水
実数値:133(12)-x-135(4)-166(172)-89(68)-206(252)
調整
・Sぶっぱ
・C187のハバタクカミのムーンフォースを乱数1発耐え(6.2%)
技:ハイドロポンプ 冷凍ビーム フリーズドライ クイックターン
高火力+スイープ性能で一掃してくれるイカレポケモン。本家の構築同様、最初はエナジーブーストを持たせていたのですが、アンコール択が非常に苦手であり、認知の型が嫌でしたので、水か氷の一貫が出来た時に高火力を放つこだわり眼鏡で。最終日にてハイドロポンプをほぼ全部当ててくれて非常に偉かったです(最後の試合外して負けた)。
4.アーマーガア@オボンの実 特性:ミラーアーマー 性格:腕白 テラス:ノーマル
実数値:205(252)-107-152(112)-x-123(140)-87
調整 S5のたなけーさんの調整をパクりました。
・ハバタクカミのC+1のシャドーボールをオボンの実込みで2耐え
技:アイアンヘッド 蜻蛉帰り 羽休め 挑発
地面の一貫を切るサイクル兼汎用性クッション枠。最初は扱いずらいポケモンだったが、汎用性あるクッションとして使ってみたらなんか悪くなかった。ハバタクカミやミミッキュに対して有効打点のアイアンヘッドや対面操作技の蜻蛉帰り、高速再生技の羽休め、ラストはボディプレスor追い風でもよかったが、相手の補助技を阻止できる挑発を採用したが、諸説。
5.チオンジェン@食べ残し 特性:災いのお札 性格:控えめ テラス:フェアリー
実数値:192(252)-94-130(76)-143(116)-155-98(60)
技:ギガドレイン 叩き落とす 宿り木の種 身代わり
別のサイクルクッション枠、崩し枠のカタツムリ。キョジオーンやヘイラッシャの高耐久種族ポケモンに屈したくなかったのでメインウェポンであるギガドレインと相手の持ち物を喪失でき相手の型をある程度機能停止できる叩き落とすを使った。また欠伸や安定技である身代わりを採用し、宿り木で回復しつつ崩せる構成で目指した。元の記事はメトロノームで連打で範囲が広く尚且つ相手の型の誤認と考慮外から攻める型ではありましたが、本ユーザーは一文無しでこの構築のクッション枠に合った型を育成できなかったことを後悔してる。
6.イーユイ@拘りスカーフ 特性:災いの玉 性格:控えめ テラス:フェアリー
実数値:145(116)-x-101(4)-198(196)-142(12)-143(180)
調整は前期のをパクりました。だれの調整か忘れました...
技:オーバーヒート 噴煙 悪の波動 テラバースト
ミヨミヨ~!上から殴るテツノツツミとは別のスイープ枠と一貫が作りやすく、またガブリアスとの攻め相性が良い拘りスカーフイーユイを採用した。相手にしてて嫌な奴を最後の枠として採用したのは正直何とも言えないが、この環境を潜ってて思ったのは確率を押し付けれる機会が多くなったので使わないのは損だ!と思って使ったみたけどバケモンでした。上から噴煙で3割の火傷を押し付けたり、2割の怯みで突破できる悪の波動。ドラゴンに対して有利なフェアリーテラバーストで採用した。
【選出】
・ハバタクカミ+ガブリアス+テツノツツミ
ほぼすべてこの選出で自身のパワーを押し付け、圧力の高いポケモンでテラスタルを切らせるリレー。8,9割この選出してました。
・ハバタクカミ+クッション枠+@1
苦手なポケモン(キノガッサ)などに対してはハバタクカミの気合の襷を温存した立ち回りをしてました。雑にクッションで受けて死に出しでハバタクカミや他のポケモンを投げてました。正直勝てたらすごいです。
・ガブリアス+チオンジェン+@1
受け構築に対してなんとか頑張ってました。
【重いポケモン】
・キノガッサ そんなにいないだろって思ってたら普通にいた。
・ウルガモス 蝶の舞で積まれたらほぼキツイです。ハバタクカミで麻痺させて裏でも上から殴る機会を作る+痺れを願うしかなかったです。
他にも重かったポケモンがいます。やはり補完できっちり対策せねばと改めて反省してます。
【あとがたり】
最終日に1000位台からここまで勝てたのは初めてでレート2000は2回目でよかったです。かなり上振れもあり、レートも順位も更新し、レート2000から潜り続けることが大きな自信になり、周りの強い人達の背中を一瞬だけ見れて良かったです。悔しいことは軸を早く見つけて補完もしっかりと言語化して採用できなかった。それとまた別で最後ドロポン外しで負けて勢いもそこで止まって最高順位から落ちましたが、上位の人達と対戦出来てとてもよかったです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
追記:7月に準伝、リージョンフォルム解禁環境らしいのでそこで頑張りたい。
【蛇足(BGM紹介)】
最終日に聞いていたもの
パワプロ8 サクセス 最後の試合
https://www.youtube.com/watch?v=Jd8YIQ9txp4&t=1215s